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No.1850 世界かんがい施設遺産  近郊シニア  2018/08/28(Tue) 17:24

「世界かんがい施設遺産」いうのがあるそうですね。
内容は文字どおりのことのようですが、一応世界的な登録制度です。
平成29年までの「世界かんがい施設遺産」への登録は日本が31箇所、次が中国で12箇所。全世界で59箇所です。
岩手県では照井堰用水(一関市、平泉町)が遺産として登録されています。

参照先は:http://www.maff.go.jp/j/nousin/kaigai/ICID/his/his.html と、
     http://www.inakajin.or.jp/jigyou/tabid/372/Default.aspx です。

「遺産」なので歴史があり保存されている灌漑施設が登録されるのでしょうが、不断に土地改良が進んできた国土で登録に値する灌漑施設がどれほどあるか疑問が残ります。近年では灌漑技術の進歩と市街地化の影響もあり、堰が農業用水路としてどのぐらい役立っているのかも疑問です。でも登録されている国に偏りはありますが、日本の登録数は31箇所で世界一です。

胆沢平野の話ではないですが、農業をやっている友人の話では「近年の農業用水は地中管路で運ばれ蛇口をひねると田圃に水が引けるようになっている」そうです。農業用水は堰から水圧のある地中管路に変わってきたとの話です。
ところが胆沢平野では、Google Mapの航空写真をみると堰は現役で利用されていることがわかります。
添付の画像は田圃に多くの水が必要な季節に撮影された写真らしく、堰用水路が関止められて白く泡立っている取水地点が写真の範囲で6カ所見て取れます。
なんとまぁ、美しく、神秘的で素晴らしい田園風景。

胆沢平野の堰群は歴史もあり、まだ現役で広く利用されています。土地改良によって価値が上がったのであり、流路は昔ながらに保存され流れ続ける。世界遺産かも。