同窓生はいいもんだ:東京秋天秩父宮(070923)

 昨日、ラグビーの釜石シーウェイブスが秩父宮に登場するということで水高OBの友人たちと誘い合わせて秩父宮に出かけました。結果は残念(掲示板にアップ)なことになり、反省会と称して、負けた時はいつも行く地下鉄外苑前の「とり銀」でミーティングを開きました(勝った時は渋谷か銀座に直接繰り出します)。

 隣の席に、ラグビージャージの大柄な二人が飲んでいて、そこはかとなく懐かしいなまりが聞こえたため、連れが話しかけると、新日鐵釜石の洞口主将の母校、釜石北高校のラグビー部のOBとのこと。一回り下の同じ干支ということもあり、そのあとはおおいに盛り上がり、帰りの電車は酩酊状態でした。

 盛岡工業、黒沢尻工業が君臨する岩手ラグビーで、もう少しで花園まで行った世代だそうです。当時、彼等のチームは実力があり、二人(ロック、センター)を含めて、7名(黒沢尻は5名)県代表に選ばれ、国体に出場したそうです。ところが肝心の花園の予選決勝で、黒沢尻工業にノーサイド直前で点を入れられて逆転負けという残念な結果になったそうです。

 終了間際の逆転を20年たって悔やんでいて、もし花園に行っていたらその後の人生も変わったのじゃなかいか、なんて愚痴っていましたが、一部本心とはいえ、屈託なく話す姿は、やはりやることはやったという充実感が基本にあり、それからの生き方のプリンシパルになっているようで、非常に好感を持つことができました。

 年に一度の秩父宮の空間は、基本的には祝祭の場であり、ふるさととのこころの距離を近づけます。

Changed at 2007/09/23(日) 08:25
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後藤新平先生は人たらし(070915)

 掲示板で紹介した「東京人」10月号の後藤新平特集は大変興味深いものがあります。生誕150周年ということで、現在静かに脚光を浴びているというところでしょうか。李前中華民国総統の受賞もありましたし。

 昭和40年代に小学時代を過ごした管理人にとって、後藤新平は、歴史上の人物でしたが、実は実の子どもが現在もご存命なんですね。鶴見俊輔、和子が孫であることは有名ですが、子どもが生きているということで大正時代がぐっと近づきました。

 後藤新平は「大風呂敷」という異名が物語るように、大変スケールが大きい行政マンでした。官僚、政治家の憧憬を現在でも一心に浴びているといって過言ではないでしょう。後藤は自分のビジョンを実現するために、若い時は親父キラー(板垣退助の遭難治療で表舞台への階段を昇り始めました)、中年ではタフネゴシエーター、老境では前途有為の青年の後ろ盾兼ボーイスカウト初代総長としての子ども達の先生と常に人と交わりました。

 時の権力者、有為の青年(正力松太郎など)、子ども(スカウツ)、異民族(台湾の人々)誰もが後藤に魅せられます。

 後藤が水沢出身の意味は、彼のトータルな能力、事跡を考えればほとんど意味がありませんが、李前総統の受賞で初めて知った人が多いことを考えると、やはり身近な偉人が後藤新平である我々の幸せを思い至らなければいけません。

Changed at 2007/09/18(火) 23:24
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高校野球秋季県大会組み合わせの怪(070913)

 15日から春の選抜の選考には重大な影響がある秋季県大会が始まりますが、その組み合わせが決定しました。詳しくは岩手日報のHPを参照いただきたのですが、この組み合わせたるや、ワールドカップのドロウイング(組み合わせが操作されているのは公然の秘密ということで)もかくやという唖然としたマッチメークです。

 まず水高は1回戦で、公立最強と目される一関一と対戦、これに勝ってもベスト4までに、専大北上、盛岡中央、盛岡大付属、それに古豪花巻北と当たる可能性があります。つまりこれら5校で準決勝に進めるのは1校だけなんです。しかもそれだけでなく、準決勝の相手候補は、花巻東、一関学院、公立では天敵福岡、万年優勝候補高田、甲子園組久慈ですから。私学5強が全部一方のブロックに入り、一関一、福岡、高田、久慈、そして水高を刺客仕立て上げるという絶妙のシナリオです。

 もう一方のブロックには、普通ならベスト8に行ける高校は皆無、かろうじて組み合わせ次第では10年に一度の狂い咲きというのが釜石南、盛岡四というところ。

 どうも今年の秋の東北大会が岩手であることに関係がありそうです。東北大会出場は3位までだから、2位に某高校を滑り込ませて、東北大会で、コールド負けを回避して、二十一世紀枠での選出をねらっているのではないか。

 どことはいいませんが、臭いますね。どことはいいませんが。

 以前からご案内していますが、正式な関東地区同窓会のホームページが、総会開催までに立ち上がります。そうなるとサイトもお行儀良くしなければなりませんので、このような中傷に近い推理や、母校事務局批判などは自重することになります。今のうちに楽しんでください。

Changed at 2007/09/16(日) 09:21

安倍総理辞任表明(070912)

 安倍総理の辞任表明にはびっくりしましたね。安倍総理は岸信介元首相の孫ということで山口出身ですが、出自は奥州の安倍一族と広言しています(昨年、日記で紹介しました)。役後、長州に流された貞任の弟、宗任の末裔と称しているのです。

 前九年の役、安倍側も奮戦しましたが、八幡太郎義家に追い詰められてしまいます。衣川で敗戦し、安倍貞任が落ち延びようとすると追撃する義家が「衣の館はほころびにけり」と声を掛けると、「年を経し糸の乱れの苦しさに」と返します。そこで、感じ入った義家は追撃をやめたという故事ですが、リアルかどうかについては、出来すぎというところですが、貞任に対しての中央側のリスペクトは十分に感じますね。

 その誇りある安倍氏の末裔と自称しているのに、このやめ方というのはあり得ないですね。最後の発言が「小沢氏が会談を拒否したからだ」とはあまりにも恥ずかしい言辞です。

2007/09/12(水) 23:09
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水高県大会進出(070910)

 気をもんでいましたが、水高は高校野球秋季大会県大会の出場を決めたようです。

 実は水北大会初戦(一回戦は不戦勝)で専大北北上に0-3で敗退、敗者復活戦3試合に勝ち、県大会に駒を進めました。専大北上と試合互角に近いゲームを行ったこと、私立が夏のように準備万端でないところなど考えれば、県大会3位残り、東北大会ベスト4で二十一世紀枠獲得というシナリオを妄想したのですが、さあ現実はどうなるかですね。

2007/09/10(月) 23:34
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関東地区同窓会運営委員会開催(070906)

 本日は台風9号が首都圏を直撃するという、大変な状況で11月10日(土)開催される関東地区同窓会の運営委員会が丸の内新東京ビルで開催されました。

 荒天にもかかわらず、Y大先輩、T運営委員長をはじめとして9名が出席、先程閉会しましたが、ほとんどの方が9時現在家に着いていないのではないかと思います。

 9月末、首都圏在住のOBの方に封書の案内状が発送されます。若い世代は、転勤にともなう転居も多く、案内状が届かないかもしれません。住所が代わっている方は、水高同窓会本部に通知してください。案内状は後日、この暫定掲示板にもアップされます。届かないからといって招待されていないわけではありませんので、どしどしご参加ください。

 今後、情報は適宜アップしてまいりますので、よろしくお願いします。

2007/09/06(木) 20:58
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「裸の大将」復活(070902)

 故芦屋雁之助の当たり役だった「裸の大将」が、フジ系でお笑いのドランクドラゴンの塚地により復活しました。天才貼り絵作家の山下清をモデルにした人情コメディですが、今の若い人は、裸の大将の本物を知らないかもしれません。

 この本物の山下清の実物を見たことがあるんです。昭和40年代の前半、放浪ではなく、正式な展覧会が水沢のマルサンデパートの特設会場で行われました。そこで本物の山下清がサイン会をするということで、水沢小学校の生徒は、山下清が何者かも知らず大勢マルサンに押し寄せました。会場では坊主頭で、サファリシャツと半ズボンをはいた山下画伯が、展示即売のレプリカにサインをしていました。小学生の小遣いでは、レプリカは手が出ず、ハガキを購入して、画伯にサインをもらいました。とても几帳面な楷書でした。

 考えてみると並んでサインをもらったのはこれが最初で最後です。

 山下画伯は、水沢が大分印象深かったらしく画伯の著書「日本ぶらりぶらり」(筑摩文庫)に記述があります。

 それによると、サイン会のあと鹿踊りを見学して、「その晩、小万梅といううちでランメンというおいしいうどんをたべました」とのことです。

 後に、岩手めんこいテレビ(放送免許取得の都合で当時水沢に便宜的に本社がおかれていました)開局記念企画で、「裸の大将」で水沢ロケが行われたのは、そんな経緯も多少作用しているのでしょう。テレビでは、ランメンではなく、駅東のラーメンの銀蝶がロケに登場しました。

 どうでもいいことですが、サインをくれた本物の山下清は、雁之助よりも塚地よりも金正男に似ていました。画伯が物故する5年前の話です。

2007/09/02(日) 18:18
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「明日のジョーは岩手県出身!?」(070826)

 表題は岩手日報のHPの記事です。矢吹丈は大好きなのにさらに岩手出身となれば郷土愛が加わり・・・

 ところがよく読んでみると「風が吹けば桶屋が儲かる話」のようで。原作者の梶原一騎は、エッセーで、「少年ケニア」「少年王者」などの絵物語の第一人者山川惣治の「ノックアウトQ」に大いにインスパイアされたと記してる。「ノックアウトQ」には実在のモデルがいて、花巻出身の元日本チャンピオン、木村久(本名:久五郎)とのこと。だから、矢吹丈は岩手出身だ。

 なあんだ、たしかに山谷に現れるまでの丈の出自は明かされていないから、そうでないとはいえないけど・・・

 ところがこの木村久選手、ある意味、白井義男、ピストン堀口よりも凄い選手なんですね。岩手から上京して浅草で働いている時、ボクシングに触れ、現在でも名門中の名門の帝拳ジムの創設に立会い、その後渡米、次々とアメリカ選手を倒し、格闘技の殿堂、「マジソンスクエアガーデン(MSG)」に登場、ここでもKO勝ち、「ノックアウトQ」として盛名を誇ったというのだから。これまで海外でタイトルを奪取した日本選手は複数いますが、海外で堂々とメインエベンターを続けた例はないはずで、もっと有名であってもしかるべきなんですが。

 木村選手は引退後、帝拳ジムのトレーナーになりましたが、37歳で早世したため、知る人ぞ知る存在になってしまいました。

 余談ですが、「ブランド」という名称は昔からあるんですが、世間一般に認知されたのはユーミンの「ユーミンブランド」というアルバムが発表されて以降だそうです。そのブランドという言葉がなかった昭和40年代、スポーツバッグにはみんな「MSG」というマークが入っていました。これが格好よかったんですね。野球だったら「KOHSIEN」なんて付けたら売れたでしょうか。

 どうでしょう。奥州市で「ノックアウトQカップ」なんていうボクシングゲームを創設して、「ボクシングの水沢」をアピールしてみたら。花巻に怒られるかな。

2007/08/26(日) 09:16
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過ぎる夏 通せんぼうの夜中蝉(070821)

 下手くそな俳句なんぞ詠んでしまいました。

 「俳句甲子園」の結果は、各マスコミ(ネット)では黙殺されたままです。将来はともかく、現時点では、「俳句甲子園」と「短歌甲子園」は、サッカーのヨーロッパ選手権と東アジア選手権くらいのグレードの差があるんですけどね。

 グループリーグで優勝した開成高校Aと大接戦を演じた両校の句など、高校のHPで紹介してくれたらいいのにと思うのは要求の度合いが多すぎるのでしょうかね。

 

2007/08/21(火) 23:01
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俳句ガールズ+a boy(070819)

 詳細は判明していませんが、松山で行われた俳句甲子園で水高は健闘したようです(情報版参照)。

 個人で男子生徒が特別賞を受賞していますが、これはひょっとして表題のような布陣だったとしたら面白いですね。昨年の水高チームは女子だけでした。参加チームも女子が圧倒的に多かったのですが、今年は少なくとも男子がいたことがわかり、なにやら安心した気持ちです。

 数年前に大ヒットした映画「スウィングガールズ」のフルバンドも、男子が一名加わっていたのでチーム名は「Swinggarls+ a  boy」でしたのでそれに掛けてみましたが。

Changed at 2007/08/19(日) 18:09
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お盆突入(070813)

 いよいよお盆に突入しました。関東地区のOBの方もかなりの人数がふるさとを目指し、電車、車で北帰行を敢行したようです。

 管理人は1週前倒しで昨日東京に戻りました。

 本部同窓会は11日行われ、関東地区からは重鎮Y先輩、K先輩、O先輩が出席しました。とてもアットホームな雰囲気であったという第一報が入りました。

 先週帰省して、地元の岩手日報、胆江日日を熟読しましたが、水高関係の大きなニュースとしては、胆沢高校の水高への統合という記事がありました。一瞬?と思いましたが、どうも便宜的措置のようです。団塊の世代以来、若年人口が急速に減少したことによるクラス設置数の減少で、一定数の人数を確保できない高校は統廃合になることになり、胆沢高校は来年から募集停止、在校生の卒業をもって廃校になることになり、形式的な存続校が水高となったようです。

 現在、水高は7クラスですが、沿岸の雄、釜石南は4クラスになっていたんですね(来年、釜石北との併合で5クラスに)。

 水高を訪れました。写真はアルバムにアップしてあります。木造校舎が取り壊されてからでも30年、経過しようとしているのですね。古いOBは「我が校舎何処?」という感覚でしょうが、グラウンドは昔のままです。是非、チェックしてみてください。

2007/08/13(月) 21:41
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ゴールデン14が始まる(070803)

 いよいよ本格的な夏休みに突入しました。

 水沢も七夕からお盆にかけての1年でもっとも華やいだ2週間になります。

 11日は水高同窓会本部の総会が水沢グランドホテルで開催されます。関東地区同窓会も、委員のK氏とO氏が代表して手弁当で駆けつけます。地元の同窓の皆さん、両氏に首都圏在住のOBのことを是非お尋ねください。

2007/08/03(金) 21:41
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同窓会総会準備委員会開催(070731)

 来る11月15日(土)大手町経団連会館で開催される関東地区同窓会総会の運営委員会の会合が丸の内の新東京ビルで開かれました。

 T委員長ほか6名で活発な討議が行われました。10月初旬に封書にて、案内状が発送されますので、転勤等で住所が変更になった方は、本部までご連絡ください。

 式次第等についてはほぼ固まっていますので、今回は同窓会の活性化の方策が主なテーマになりました。焦点になったのが同窓会の正式なホームページの立ち上げです。現在の当暫定サイトも1日平均60のアクセスがあり、それなりに情報のトランスファー機能を発揮していることもあり、いよいよ同窓会の時期の前後に正式なホームページを立ち上げる方針になりました。

 その際には正式に水高のHPとのリンクを行い、ますます同窓生への周知がはかられることになります。

 また、盛岡一高のHPを参照していただければわかりますが、一高のHPの同窓会には、関東地区同窓会に相当する、在京白亜会をはじめとした21の同窓会サイトがリンクされています。水高OBも学年ごとの交流は盛んで、年次別同窓会サイトもいくつかネット上に存在します。それらも本校サイトに登録を呼びかけていきます。

 ホームページへの要望・ご意見がございましたら、掲示板にお寄せください。

2007/08/01(水) 20:43

「鼓腹撃壌」かな?(070730)

 参議院議員選挙が終わりました。結果は大激動でしたが、投票率は58%、5人に2人が棄権したという勘定になります。

 「十八史略」に「鼓腹撃壌」という言葉が出てきます。昔は教科書に載っていましたが、現在はどうでしょうか。「鼓腹撃壌」とは世の中がうまく治められていることを示しています。天子様(尭帝)が世情視察に町中へ出かけたところ、おやじが酒を呑んで腹づつみを打って歌っています。おらは朝起きて、畑耕して、井戸を掘って、日が暮れたらこうやって酒を呑んで楽しんでいる、天子様なんかどごさいるんだべ。とまあこんな意味ですが、ヒーローが出現する世の中はある意味不幸なわけで、普通の人間が普通に働いて一生をまっとうできるのが本当にいい世の中なんですが。

 世の中をかえるために選挙権を行使することは世の中が曲がっている証左なんですが、40%も棄権するほど満足でこの世は満たされているんでしょうかね。

 8月11日、本部で同窓会総会が行われるようです。水高HP同窓会の項目は、昨年の総会の告知が一年近くさらされていましたが、いつの間にか今年の案内に更新されていました。簡潔を追求した贅肉のはげた案内文には「5W1Hの原則」なんて思い出したりしておおいに感心した次第ですが、関係者以外この釣り書を読んで出席したくなるんでしょうかね。

 慶応大学の卒業生は、母校に限りなく愛着を持っており、三田会みたいなしょうがない組織もありますがそれはともかく、自分と同じ思いをさせたくて子どもを愛する母校に入れたがるみたいです。水高も、ある意味♪我らが母校、水沢♪なんですが、その愛する母校の同窓会が「つんつん」ではいかがなものでしょうか。

2007/07/30(月) 23:15
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さあ参議院議員選挙だ(070729)

 昨晩のサッカー日韓戦には、熱帯夜もあいまって脱力してしまいました。退場を宣告されてもコーチが戻ってきたり、すぐ開始しなければいけない延長戦のインターバルをレフェリーの警告を無視して水分補給する韓国の自己チューぶりも顰蹙ものでしたが、何よりも肝心なところで無表情になる日本選手も不気味でした。背後霊のようにたたずむ千田通訳にも「しっかりせんかい!」と怒鳴りつけたくなりました。昨夜の日韓両国選手は国そのものの合わせ鏡でしたね。

 それはともかく、本日は参議院議員選挙です。散々事前予想が飛び交っていますが、現実にはまだ大半の人が投票を済ませていない(8:00現在)わけです。投票率はいくらになるかわかりませんが、少なくとも1/3以上の有権者は足を運ばないことは予想されます。失脚前のイラクのフセインの信任投票は、ほぼ100%の投票率と信任票で、数字の大きさは逆に疑わないといけないでしょう。実際日本でも、ある種の団体は、寝たきり老人でさえ投票するらしいですから。

 それでも都会は、地方を足手まといと思い、地方は都会による切捨てと恨み、高齢者は若者のぐうたらぶりに目をひそめ、若者は高齢者への厚遇にやる気をなくす・・それらすべてが一面を当たっていたとしても、投票にも出かけないで、うだうだしているのは、自己の存在の放棄です。まずは投票で意思表明しましょう。

 水高OBは今回岩手地方区と、衆議院岩手1区補選から立候補しています。水高の本来あるポテンシャリティに比べれば少なすぎるような気もしますが、主義主張に賛同するかどうかはともかく、同窓の活躍には大いにリスペクトしましょう。

2007/07/29(日) 08:18
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一関一高併設型中学校(070728)

 岩手日日の記事によると上記中高一貫校検討委員会が開催され、基本方針がまとまったようです。ご興味のある方はHP検索へ。

それによると「豊かな人間性」「高い知性」「優れたコミュニケーション能力」の三本を教育目標におく方針ということで、習熟度別カリキュラムの編成などはありますが、いわゆる「前倒し」は行わないようです。

 首都圏の中高一貫校は、大別すると関高のような高邁な理念を追求する学校と、高校後半は受験対策に専念させるドラゴン桜高校(受験スパルタ)に分かれます。受験合格者を水増しするような姑息な学校は、当然後者です。理想は前者であり、そのような学校の高校の授業たるや、大学の講義、ゼミのようです。たとえば、歴史の知識はあることが前提として、江戸時代の資本主義の萌芽なんてものを年間通して取り上げたりするわけです。

 世の中には都会にも田舎にも、親や先生に叱咤されなくても、自分から目標を設定して前に進む優れた子は一定数いるのですが、大多数は、勉強よりも異性やファッションに興味が偏っている子なので、スパルタは一定の効果を生むんですね。盛岡で進学実績をあげている某私立高校の生徒が、仮に一高や三高に在籍していたら、進学先の偏差値という意味ではどうなっていたかは予想はつくのですが、仮定の話はやめておきましょう。

 関高の方針は確かに立派ですが、優れた形質を持つ者は、中高一貫はそれほど関係ないわけで、やれば出来るけどやらせないとやれない子には少々荷が重い理念のような気がするのですが。

2007/07/28(土) 09:47
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週末は奥州物産展(070726)

 情報版にアップしましたが、24日より両国の江戸東京博物館で、「後藤新平展」が始まりました。この展覧会は実のところサブイベントです。メイン企画展は別です。ご興味のある方は「江戸東京博物館」と検索してみてください。管理人は実のところ、メインの情報の流れで「後藤新平展」の情報をつかんだのでした。

 27〜29日は奥州市物産展が臨時開催されるそうです。水沢・江刺・胆沢地方からの展示らしいので、熟年世代で首都圏永住の方には垂涎の企画だと思います。足を運ばれたらいかがでしょうか。

 銀座の「銀河プラザ」では、よく企画展(地産物販売)が行われますが、ちょっと首をかしげるセンスのものもあります。奥州市物産展はどんなものかわかりませんが、気の付いたことがあれば声をかけたらどうでしょうか。団塊以下の世代の市職員は、水高OBが多いので、盛り上がるかもしれませんよ。

2007/07/26(木) 23:23
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水高三年連続俳句甲子園へ(070721)

 短歌は万葉集などもありますが、主に平安時代の貴族の恋の駆け引きのツールとして発展してきたわけで、なにやら艶っぽいものがありますが、俳句となると、芭蕉も中年なのに「翁」なんて自称してとにかくじじむさい。

 ところがこの俳句甲子園、恋の相聞歌というよりも、五七五の格闘技、水高女子(おそらく)は正々の旗、堂々の陣で松山に乗り込むわけですから、OBの皆さんも応援しましょう。詳しくは「俳句甲子園」で検索をかけるとHPを閲覧することが出来ますので。

 昨日、ネットで発見したOG高校、今朝の新聞ではどこも大々的に取り上げ大騒ぎになっています。OG高校の欺瞞的態度は感心しませんが、74校君を含めて、144名の関関同立の実質人数は33名だそうで、10年前、勉強も出来ない、スポーツもダメ、おまけに校名が「成器高校」というドンビキ名称でつぶれる直前だったのが、ここまできたのですから、私学経営者は「ドラゴン桜」をやっちゃうんですね。

 ちなみに74校合格の凄腕君、京大も医学部以外なら十分合格する学力があったはずですが、お疲れで本番の京大入試は不合格(唯一の敗戦)になり、後期で大阪市立大学に合格して、入学したようです。入学した大学も十分一流ですが、彼って母校から搾取された犠牲者じゃないでしょうか。

2007/07/21(土) 11:46
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74校合格君に座布団1枚!(070720)

 ニュースをチェックしていたら、あきれるというか感心するというかなんとも言い様のない記事がありました。要約すると、

 大阪にある私立大阪学芸高校で、ギネス級のニュース。なんと一人の生徒が、センター試験入試などを利用して関西の私学四天王(関・関・同・立)に73校合格。

 OG高校は、受験料を学校が負担して、成績優秀なA君に、4校に願書を提出、すべての大学に合格してA君は第一志望の国立大学に入学したと。

 OG高校の4大学の合格者は144人、ひとりで73人分を稼いでいたそうです。古い世代だとどうしたら4つの大学で73個も合格するのだと思いますよね。それはともかく当該OG高校は、6年前の22名から144名の合格者の激増を、学校の進路指導のたまものとして、ネットでまことしやかに自慢しています。OG高校は、このからくりを隠してばれたら、「どこも延べ人数で発表しているので」と答弁していますがこれは苦しい。

 東京あたりの高校生は、10個くらい受験するのは珍しくないので、早慶で8個合格なんてこともあるし、全滅もあります。早慶で延べ100名以上合格していて、東大合格は1名なんて高校は疑った方がいいですね。

 管理人の親戚も受験で売り出した私立高校に授業料免除の特待生で在籍して、文学部しばりで、私学の高偏差値順で8校合格(受験料はお礼奉公で自腹)し、国立大学に入学しました。親はこの数字を真に受けるんですよね。

 このOG高校は、ネットによると難易度に比較してのお手頃感で受験生が激増したそうですが、それって詐欺ですよね。都会の高校はこのようなこけおどしが多いので、後輩諸君はサンデー毎日などの記事で心配することはありませんよ。

2007/07/21(土) 01:43
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水高野球昔話(070718)

 甲子園第一号が出ました。沖縄の興南高校です。監督が39年前、甲子園でベスト4になった時のキャプテンとわかり、水高野球を思い出しました。

 「風が吹いて桶屋が儲かる」話です。

 管理人も水高に入る前の大昔の昭和44年、水高野球部にとっては歴史的な年でした。一回戦から接戦をものにした水高は準決勝に進出。そこで対戦したのが盛岡三高です。三高は春の東北大会で優勝していて候補筆頭でした。試合はもつれにもつれて終盤になりました。ここで水高野球史上最高のビッグイニングを演じたんです。ランナー2.3塁でスクイズ、なんとそれがダブルスクイズになり、三高に勝ってしまったんですね。

 決勝はしばらく甲子園から遠ざかっていた盛岡一高に華を持たせたものです。

 さてその一高なんですが、水高に魂が注入されたのか、甲子園で大進撃を開始しました。優勝候補筆頭だった津久見まで撃破してベスト8に勝ち上がりました。準々決勝の相手は返還前の沖縄の興南でした。沖縄は現在でこそ野球強豪県ですが、当時は私学が強くなる前の岩手のような存在で、お客さんでした。優勝旗の白河関越えが現実になりかけた準々決勝です。

 一高もバンカラスタイルが受けてそれまでは観客の声援を受けていたのですが、この試合は完全アウェイ状態。一高関係者以外は、すべて興南を応援するという異様なスタンドの雰囲気にあえなく敗退してしまったのでした。

 39年前の水高の格好良さにしびれて、高校では応援団リーダーにまでなって、甲子園応援を準備した管理人ですが、ブッカキ氷は今年もお預けでした。

2007/07/18(水) 21:44
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ブッカキ氷今年もお預け(070717)

 本日行われた甲子園岩手県大会、三回戦(事実上の決勝戦?)で健闘空しく、我々の後輩は散りました。「アルバム」「掲示板」にY氏撮影の写真をアップします。まあ楽しみはあとに取っておきましょう。Y氏によると球場には清浄な空気が流れていたそうです。仕事をさぼれ、とは言いませんが、応援に足を運ぶのもいいと思いますよ。
2007/07/17(火) 23:59
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今晩も千田善通訳大活躍(070716)

 M高の試合が明日に順延ということで、連休最後のイベントは、サッカーでした。日本は予定通りベトナムに圧勝、相手が弱いとはいえ、かなり強くなっていることを実感しました。

 今回も千田通訳は絶好調、オシム監督は言葉が研ぎ澄まされているので、意訳が必要で、オシム監督の発言の4倍の言葉で懇切丁寧に説明します。オシム爺さんも千田通訳には感謝しなければいけないと思います。

 明日は、振り返れば事実上の決勝戦になっているかもしれない盛岡大付属戦ですね。全校応援を期待しています。

2007/07/16(月) 21:45
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大盛況でした、盛岡支部総会(070715)

 13日に開催された盛岡支部総会は、大盛況だったようです。Y氏のご好意で、アルバムにスナップをアップすることもできました。掲示板の集合写真はクリックすると大きくなりますので、是非知り合いを探してみてください。

 最近は校歌斉唱もエール交換もなく、静かな会合だったそうですが、やはり同窓の絆は、校歌や応援歌です。そのままの勢いで二次会も多数参加されたようでご同慶の至りです。東京、盛岡ほどの出席者はなくても各地の同窓会はそれなりに盛り上がっているようで、本部の元気のなさが気にかかります。昨年のお盆の会合がいまだにホームページにアップされているのははっきり言って見苦しい。ホームページだけをとれば、息子、娘を入学させたくない高校ですね。厳しいことを言うようですが、本当です。

 応援団や、俳句甲子園、東大理3合格などの受験の健闘など、水高は最近それなりに注目を浴びていて、全くの非関係者がホームページを覗く機会も増えているはずです。それだからこそ、顔の手入れはなされた方がいいのではないかと思いますが。

2007/07/15(日) 17:49