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No.26 あけましておめでとうございます  事務局 2008/01/03(Thu) 19:26
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 年末年始水沢に帰省していました。

 週末を利用して多少レポートさせていただきます。

 さてこの写真はどこでしょう。OBの方でしたらおわかりですよね。大晦日に撮影しました。
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No.25 国語入試問題必勝法  事務局 2007/12/28(Fri) 23:17
 一年の仕事が終わり、うかれていい加減なことを書いていますので受験生は読まないようにお願いします。

 かつてパスティーシュの大家、清水義範先生が「国語入試問題必勝法」という小説を発表し、読んでみたら、共感する部分がありました。

 現代国語に限りますが、問題に勝つためには「自分が野次馬になることだ」と言っています。
 入試レベルの数学などは答えが決まっていますが、現代国語の記述、論述問題は、100%正しい答えはないんです。最近、入試問題は、現役の作家の作品が多いわけですが、著者である作家が問題に取り組むと、解答に苦慮するようです。それで答えを見て、「そうかぁ、俺はこう考えてたんだ」と言ったとか言わないとか。

 つまり現代国語の入試問題には、当事者としては現実の作品の著者と、出題者と解答者の三者が存在するわけです。著者は中立で素材を提供するだけで影響力を行使することは出来ません。実際には出題者という強者と解答者という弱者のみによって入試問題は成り立っているんです。

 そしてイニシアティブ(生殺与奪の権)は出題者が握っているわけですが、このからくりを理解すると世界は違ってきます。出題者は、一方的に攻めるけど、解答者は攻めを受けながら、対抗できる後攻になっているんですね。
 原作者はともかく、出題者は「なんで俺高校生(浪人含む)に付き合わないといけないの・・」という気分で、原作者ほど思いいれのない気分で問題を作成しています。

 受験生は、事実はどうか別にしてそう考えればいいのです。そうです、韓信の股くぐりですね。
 問題は日本語で書いてあるので、英語みたいにわからん単語に出くわすことはありません。とりあえず読めます。その余裕の気分で、「ほらほら出題者ちゃん、何考えてんの?」「ほうそう来たか」「俺はその意見に全面的に賛成ではないけど、ここは点数を取ることが大事だから書いちゃうよ、だけどそれは方便だからね」池乃めだかみたいに「今日はこれくらいでゆるしたるわ!!」くらいの気持ちで取り掛かれれば、現代国語なんて、自家薬籠ってなもので・・・

  よい子はマネしないでください。

 #写真は文章と関係ありません。今時学帽を買う学生はいるんでしょうかね。
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No.24 千田善通訳契約更改  事務局 2007/12/28(Fri) 18:51
 スポーツ新聞によると、日本サッカー協会は、このほどオシム前日本代表監督の通訳の千田善氏と契約の更新を行ったそうです。
 千田善さんは、ご承知のように、バルカン半島方面の政治、経済、社会に関するオーソリティーであり、かつ水高サッカー部のOBです。
 千田さんが契約継続ということは、協会はオシム氏に最大限の敬意をはらっているということで、うれしいことになりました。
 現在上映されている「サラエボの花」はユーゴ紛争時の民族浄化という神を恐れぬ蛮行を背景としていますが、その真っ只中を行きぬいたオシム氏の言葉には重みがあります。それを我々に伝えてくれるのが千田氏ですから、この留任を喜ぼうではありませんか。

写真は文章と関係ありません。JR中野駅の飲み屋街にあった「コタン」の看板です。
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No.23 歌板投稿大歓迎  事務局 2007/12/23(Sun) 15:20
 正式に同窓会サイトがスタートして1ヶ月あまり経過しました。一日あたりのアクセス数は平均60から130に倍増しました。やはり本校のHPにリンクしたことによって認知度が高まったようです。現役高校生や受験生の目にも触れる可能性がありますので品位は維持しなければいけないと思っていたところ、新たに「歌板」が加わることになりました。

 現役の諸君の俳句での大活躍にインスパイアされた結果なのですが、OBはやはり社会の荒波に数十年もまれただけあって、瑞々しい感性というよりも、人生の機微といったところが良く表現されていると感じました。

 短歌、俳句、川柳、狂歌、漢詩・・・歌の世界は昔からハンドルネーム(俳号、雅号など)です。結社や歌会に属していなくても、創作した歌(句)は誰かの目に触れてほしいものです。OB,現役の皆さん、どんどん投稿されればよろしいかと思います。勿論、添付写真がなければいけないということはありませんので遠慮なくどうぞ。

 #写真は神宮絵画館前の今です。なにやら明日の大仕事にそなえてサンタさんたちが集まって打ち合わせしているようです。文章には無関係です。
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No.22 岡田さんフライイング  事務局 2007/12/22(Sat) 07:34
岡ちゃんにレッドカード!…運転中にケータイ、罰金6000円 岡ちゃんにレッドカード! 日本代表の岡田武史監督(51)が自動車運転中の携帯電話使用により、道路交通法違反で反則金6000円を科せられたことが21日、分かった。東京都杉並区で行われた講演会に出席後、自ら明かした。この日は車で3か所を移動。過密スケジュールについつい違反してしまったようで、岡田監督は反省の弁を繰り返した。岡田監督はきょう22日、キングス杯視察のためタイ入りする。

 岡ちゃんが御用となった。場所、時間などの詳細は不明だが、杉並区内で講演会を終えた後、自ら「今日、運転中に携帯で捕まっちゃったよ。罰金6000円だよ。ちゃんと気をつけないとダメだよね」と苦笑いで赤面告白した。

 とにかく忙しい。この日は文京区の日本サッカー協会で所用を済ませた後、代々木第二体育館へ移動。天皇杯全日本レスリング選手権表彰式のプレゼンターを務めた。その後は、講演会場となる杉並区へ。すべて車で、自分で運転しての移動だった。分刻みのスケジュールの中、運転中に「プルル」と鳴り、ついつい通話ボタンを押してしまったとみられる。

 代表候補の発表当日とあって、代表スタッフやクラブ関係者と頻繁に連絡を取り合った可能性もある。移動先の関係者からの電話だったかもしれない。いずれにしても、代表監督ならではの過密スケジュールが引き起こした“事件”。普段は選手に目を光らせる岡ちゃんも、さすがに警察の目には、かなわなかった。

 講演会後、岡田監督はイヤホンを携帯電話につなぎ、何度も装着確認を繰り返してから「気をつけなきゃ」と車に乗り込んだ。人身事故につながる可能性もあっただけに、反則金だけで済んだのは不幸中の幸い。会場の駐車場から公道に出る際、必要以上に左右確認をしてから、ゆっくり車を発進させた。

(2007年12月22日06時01分 スポーツ報知)

 岡田監督が、運転中ケイタイで切符を切られたようですが、驚いたのが、多忙なスケジュールを自分で車を運転してこなしていたことですね。協会の危機管理はどうなっているのでしょう。ハイヤーでも半日5万円で済むのですからここは、監督に同情したくなります。
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No.21 岡田監督講演会に行った  事務局 2007/12/22(Sat) 00:06
本日、サッカー日本代表の岡田監督の講演会に行ってきました。近所で家族の知り合いがボランティアをしているNPOの講演会があるということでかなり前に申し込んでいたのですが、マスコミが数十人集まる講演会になってしまいました。一昨日まで岡田ジャパン候補の初合宿、明日は朝一の出発でバンコクでのキングスカップ視察というハードスケジュールの中、岡ちゃんは約束を守ってくれました。

 岡田監督は大学時代から環境問題に興味があり、数十年勉強を続け、マリノス監督退任後、サッカー協会の理事として、環境プロジェクトを推進していました。今回はその講演なのですが、やはりすぐれた人は説得力がありました。よく環境破壊で「地球が危ない」というけれど、地球のこれまでとこれからを考えると、46億年の歴史がある地球にとってはたかだか2万年の人間の所作なんてけしつぶのようなもので、正しくは「人類が危ない」ということをわかりやすい数字で説明してくれました。今後100年で地球の酸素の40%を供給する熱帯雨林が絶滅するんですね、ということは人類最後の日はもっと前に・・・サッカー目当てに集まった小学生の中に目覚めた子供が沢山できたんでないでしょうか。話の中身は学校の授業では地学に相当するのですが、岡田さんのお話でインスパイアされて、理系に進む子供が出てくるかもしれません。
 これこそ、本来の意味でのセレブリティの「ノブリスオブリジェ」ではないかと思いました。

 さて、そうはいっても、みんな聞きたいのは「サッカーのここだけの話」です。ここでは杉並アヤックスの代表者との問答を箇条書きに記しておきましょう。

・突然の監督就任経緯は?:オシム監督が倒れた朝には、協会から監督就任の打診があった。考えてもマイナス要素(前回は脅迫などで子供にも危険があったし、ストレスは尋常なものでなかった)ばかりだが、協会の2.3日考えてくださいという話に、思わず「やる」と応えた。これは説明がつかないことだ。実は打診の1週間前にJリーグの複数のチームから監督就任の要請を受けていたが、ちょっと違うんじゃないかと思って断っていた。もしJの監督を受けていたら筋からいって監督受託はなかった。

・スタッフはそのままだが、自分のカラーはどうして出すの?:外国の監督と異なり、自分は数十年サッカー界に生きてきていて、みんなのことをよく知っているということがすべてだ。ただ今回、ヴァンフォーレの監督を退任した大木氏を加えた。大木氏の再就職の面接を依頼(監督打診前に)を受けていたので約束を果たすために会って話したら、彼には自分にないものがあることがわかった。10年前なら、自分のプライドが異分子の取り込みを許さなかっただろうが、50歳を過ぎて自分も多少大人になったようだ。

・ワールドカップ3位目標なんて監督らしくないんじゃない?:3位以上目標なんて一言も言っていない。ただ、「日本のサッカーはフィジカルが弱くてとか、いう議論には組したくない。たしかに欧州や南米の尺度で考えれば、同じ土俵で追いつくのは大変だが、日本には日本の特色がある。だからワールドカップでは連中に一泡ふかせてやるつもりだ。韓国もベスト4になったのだから」と言ったのだけれど。

 岡田監督はオシム監督と違う意味で知性がある監督であることはよくわかりました。水高のOBの千田善さんの勇姿が見られなくなるのは寂しいけれど、ここは岡田監督をサポート(何を)しようと決意した次第です。
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No.20 宮沢賢治英訳本出版  事務局 2007/12/19(Wed) 23:27
 水高に1970年前後に在職された高橋悌子先生(水沢区袋町)がこのほど、宮沢賢治の英訳本第二弾を出版されました。くわしくは岩手日日新聞19日付のサイトを参照してください。

 高橋先生は県内の高校の教師を退職された後、研究生活に入られ、東北大学文学部の博士課程を修了されました。お名前を文字検索すると、第一弾の「イギリス海岸」の便概も見つけることができます。高橋先生はこのほか「オノマトペ」に関する論文も書かれています。

 学生時代「銀河鉄道の夜」の英訳を読んだことがありますが、本当につまりませんでした。賢治独特の表現が英語では陳腐な表現になっていて、賢治の雰囲気が伝わりません。賢治の造語も説明してしまうと破綻してしまいますし・・訳しにくいとう意味では村上春樹の対極し位置しているのではないでしょうか。

 その賢治の文章を先生はどう表現されているか、なかなか興味深いものがあります。
 ご興味のある方は、出版社に問い合わせてみられたらいかがでしょうか。
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No.19 東京の中心で水高と叫ぶー運営委員会納会  事務局 2007/12/18(Tue) 23:32
 本日、関東地区同窓会の運営委員会の納会が、丸の内の帝国劇場ビル地下にある日平亭で行われました。
 運営委員長の只野さん、当サイト管理人の岩崎さんほか6名が出席、同窓会総会の検証が行われました。同窓会が水高OBの気楽に寄航できる港であるためにはどうすべきか、難しい問題ですが、まずはこのHPを充実させようということで意見が一致しました。
 
 集まった方は大半が理系で、各分野で、日本の中核を担った実績をお持ちで、流石SSHの先達だけあって非常に興味深い話を聞くことが出来ました。まだ機密に属するケースもあり、都市計画や航空機の技術情報など、ここでご紹介できないのが残念です。

 その中で只野運営委員長の直近の出張話が印象に残りました。只野さんは総会のあと、半月ばかりアルゼンチンに行かれたらしいのですが、仕事の内容もさることながら、かの地で暮す人々が豊かであったことが非常に印象深かったそうです。
 豊かとは物質的な意味ではなく、こころのあり方です。向こうでも年寄りは多数いて、やはり現代の流れにはついていけてないようで、なんにつけてももたもたしているのですが、若者や中年は、「このじじい!」なんて勿論怒鳴らないで、老人のペースに合わせて、過剰に手助けするわけでもなく、かといって無視するわけでもない、絶妙な立ち位置を保っているらしいのです。
 これは、昔の日本でも当たり前の風景だったのですが、妙にギスギスしだしたのはいつ頃からでしょうか。地方は車なしでは生活できなくなっていて、車に乗れない年寄りは、社会からキックアウトされています。しかし生存権は保障しなければいけないので、金を払って公共的扶助で「これでいいでしょ」となっています。

 たまに日本から離れてみると今の社会のいびつさがわかるのでしょうね。


 写真は文章と無関係で、湾岸豊洲の「ララポート」の夕暮れ風景です。
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No.18 「奥州市民のうた」発表  事務局 2007/12/15(Sat) 07:00
 地元紙によると、8月に一般公募された「奥州市民のうた」がこの程完成し、CD化されました。
 作詞は水沢区在住の古城小学校教諭の千田貴子さんで、曲はさとう宗幸さんに依頼されました。

 長野県の「信濃の国」のように歌えない県民はいないようなスタンダードになるか、ともあれご鑑賞ください。
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No.17 全国高校生俳句大賞で水高大活躍  事務局 2007/12/12(Wed) 22:27
 先頃開催された「第十回神奈川大学全国高校生俳句大賞」で水高の後輩諸君が素晴らしい成果をあげました。
 俳句大賞は、神奈川大学のローカルな賞ではなく、夏開催される「俳句甲子園」と並び称される権威ある賞です。「俳句甲子園」が松山に集い、即興的に作句を行い、なおかつディベートを行う形式で、派手な分目立ちますが、「俳句大賞」は作品審査なため、句の出来がすべてという意味では、本来の実力とセンスが発揮される賞といえます。詳しくは神奈川大学のHPを検索すると見ることが出来ます。

 それはともかく結果を記すと、
・参加全国181校、応募10602組
・最優秀賞:水高2名:立野夏希さん(3年)佐藤友希さん(2年)(受賞者5名:写真参照)
・十周年記念賞:水高1名:塩原拓人君(2年)(受賞者10名)
・団体賞受賞(受賞校3校)
・指導教諭賞:鎌倉道彦先生(受賞5名)
・入選者5名:佐藤千晶さん、佐藤結さん、菊地美保子さん、羽藤聖美さん(以上3年)菅原千春さん(2年)

 最優秀賞5名中、2名が水高生ということは誇っていいことだと思います。事務局がびっくりしたのは、記念賞を受賞した塩原拓人君の作品です。

 双子の月片方は水に溺れ

 あまだれはさみだれのようにおちたい

 秋高くこんな日に鳥になりたい


 自由律俳句というのでしょうか。受賞15名の作品では異彩を放っておりました。昔から俳句に付きまとう「第二芸術論」のように、俳句は文学のメインストリームであることに異論をはさむむきはあります。そのなかで、山頭火や尾崎放哉のように熱烈な支持者がいる一方、俳壇では自由律俳句を異端視する傾向もあるようです。
 塩原君の、山頭火や放哉とは異なるセンスを、型にはめることなくコーチング(指導では断じてないと思います)された鎌倉先生のディシプリンに拍手を送りたいです。
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