一の酉(花園神社)
酔愁 2006/11/04(土) 20:17

 今日(4日)は一の酉です。今年は三の酉まであります。

 酉の市は関東地方独特の風習で、勿論水沢にはそんな行事はありませんでした。東京は北国のように四季のメリハリには曖昧なものがありますが、年中行事では四季を感じることができます。酉の市が終わると東京も木枯しの到来を予感されます。


焼石岳:錦繍
酔愁 2006/10/19(木) 21:10

 宮本輝の作品に「錦繍」という小説があります。手紙の応答形式の恋愛小説ですが、中年以降になって読むと沁みますよ。

 ところで「錦繍」とは紅葉の錦綾なす風景のことをいいます。

 一日の寒暖の差が激しいほど、紅葉は美しい。神宮外苑や代々木公園の都会の紅葉は愛でている関東地区の会員ですが、「錦繍」を味わうには時間と費用がかかります。写真は焼石岳の登山道ですが、身近にあったんですよね、こんな風景が。


岩手銀河プラザで「がんづき」発見
酔愁 2006/10/15(日) 15:46 HP

 銀座歌舞伎座向かいにある「岩手銀河プラザ」にふるさとの食材を仕入れに行ったところ、昔懐かしい「がんづき」を発見しました。

 「ロジデリ」という、岩手の食材の無店舗販売グループが出張販売を行なっていました(HPをクリックすればホームページが出てきます)。アルバムに家庭でつくったがんづきがアップされていますが、岩手出身者には懐かしいおやつです。母親がつくってくれたり、駄菓子屋で買ったりして食べたものです。

 商品コピーには「味噌シフォン」とありましたが、確かにそうですが、これではあまり売れそうには感じないのですが。


水沢うどん・讃岐うどん・稲庭うどん
酔愁 2006/10/14(土) 11:08

 日本三大うどんは何かご存知だろうか。誰もが知っている讃岐うどん、秋田の稲庭うどん、そしてもうひとつは水沢うどんです。といっても奥州市の「黄金製麺」のうどんではなく、群馬伊香保の名物うどんです。

 と強引に水沢ネタをふって、さて稲庭うどんです。高級料亭の最後には讃岐うどんは出ない、稲庭うどんですね。これはコシから喉ごしから日本一ではないかと思っています。この稲庭うどんの産地、秋田稲川は、実は水沢から近い。奥羽山脈をはさんでほぼ反対側にあります。奥州市の境からはほとんど散歩の距離です。関東地区の方も帰省の折は是非足を向けてください。

 昨日、秋田出張の際、秋田駅前の西武地下に、稲庭うどんの最も有名なブランドである佐藤養助商店の直営レストランがありました。早速稲庭うどんを賞味してみました。

 ここで発見、乾麺を家でゆでて食べても絶妙だけど、プロが調理した稲庭うどんは絶品だということです。色ツヤからコシ、出汁とのからみ具合、人生最後の食事の仕上げにしたいくらいでした。

 もっともこの稲庭うどん、実は稲川に、最高の稲庭うどんがあるとのこと。わざわざ行かないと入手できないそうです。笹かまぼこも本当は石巻の○○商店ものが一番うまいのを知っていますのでさもありなんと納得した次第でした。


札幌は遠い
酔愁 2006/10/13(金) 22:51

 札幌に出張してきた。東京から飛行機で80分、本当に近い。

 今はどうかわからないが、30年くらい前、水高から北大を受験する者は多かった。東北大受験者の半分くらいはいたのではないかと思う。北海道は関西などよりも心情的に近かったのだろう。ところが、アクセスは大変だった。水沢から青森まで4時間、青函連絡船が4時間、函館本線が4時間、これは正味の時間だから、乗り換え待ち時間を考えると1日がかりだ。時間的には福岡まで行くのと同じだ。

 飛行機を使えば札幌も近いが、どうやら札幌が遠いことに気付いて近頃は受験者も昔ほどではないらしい。