1日は東京の私立中学入試の集中日でした。塾の出陣式など、テレビで放送されるのもこの時期のお約束です。水高で青春を謳歌した立場からみると異常でアホらしく見えるのですが、これが首都圏の現実です。

　公立が不安という防御的側面もありますが、やはりいい大学へのパスポート狙いというのがお受験の主眼です。子供のいじめをなくすには、職場のいじめをなくせばかなり解決されるといいますが、日本は失われた15年の間に、本当の学歴社会が到来したようで、これがさらに中学受験をあおっているわけです。

　今、日本の会社（役所も？）は、少数の頭を使うできる社員と、多数の雑用をこなす事務員（派遣であればなおさら結構）で構成されるのが究極の姿です。外資系企業を思い浮かばれればわかります。管理人の会社でバブルの頃聞いた話では、当時、一般職の女子社員のコストはロンドンの現地法人の同様な職務社員の3倍でした。つまり雑用社員には不当に高給が支払われていたので、その是正が今行われているわけですね。

　したがって、昔のように、いい大学に入れば、一生をある程度計算できる会社に入れるという学校歴社会から、高校大学でもまれてスキルを磨き、企業で即力を発揮せねばならないという本当の学歴社会になってしまったのですね。

　そうでなければ、コストパフォーマンスが？な受験競争がこんなに過熱することはありません。

　昨年、水高から東大の理3に現役合格した生徒がいたようですが、そんな子供は例外中の例外であり、大多数の子供は環境に左右されるわけで、子供がサバイバルコースからずれないようにするのは親の責任なわけです。マイホームをあきらめたり、一流企業勤務なのにアオキのスーツを着たり、教育ローンを組んだり、老親にせびったりして、我が子の受験に尻をたたくのが首都圏の現状なんですね。

　昨年10月一度お知らせしましたが、2009年からの一関一高の中学併設が正式に決まりました。全6クラスのうち、中学の段階で3クラス併設中学を設けるわけです。県北の過疎地域での中高一貫校の発足はありましたが、いわゆる進学対策としては初めてです。

　履修問題で昨年は揺れまして、水高も御他聞にもれず昨年糾弾されたわけですが、根本には地方の劣悪な受験環境がありました。ここに水高魂の発揮の機会があったわけですが、昨今の都会のソフィストケートされた受験指導の前にこの15年くらいは劣勢を強いられていたわけですが、同様なジレンマに陥っていた一関一高がいち早く手をあげたというわけですね。これは昭和40年代の理数科設置以上のインパクトですね。

　本日、水高47年卒のＫ氏の会社設立披露パーティーに同窓の友人と出席してきました。

　Ｋ氏は大手広告代理店、生命保険、経営コンサルタントなど多彩な経歴を持つ才人ですが、今回、水耕栽培農業の先端ランナーとジョイントで会社を立ち上げたわけです。

　水高出身者はよくいえば賢明、悪くいえばコンサバなタイプが多いわけで、官界、学会、経済界、それとどうしたわけか文化・芸能方面には人材を輩出していますが、起業家といえる人材は少ないようです。

　出席した方のひとりは「50過ぎて起業とは凄い」とつぶやいていました。

　Ｋ氏の健闘を祈念いたします。

　「インターネットの功罪」についてはよくいわれますが、やはり便利だということは否定できません。水高時代交友関係がなかった秀才の同級生の名前を検索すると、バイオ関係のノーベル賞候補者だったりしますし、音信不通の級友の現在がわかったりもします。また地元情報もかなり入手できます。

　一方、母校に関しても誹謗中傷のたぐいの記載もあり暗然としたりします。インターネットは顔や正体がわからないので、言いたい放題という人間の悪しき側面も如実に出ています。

　ただ最近の「あるある大辞典」や「耐震強度偽装問題」は、従来なら、長いものに巻かれろ式で、明るみに出ないような不祥事が、人の口に戸を立てられないネットの、息長い追求により、表に引き出されたという意味もインターネットの功としてあります。

　このサイトを覗くＯＢの方は、多かれ少なかれ母校に関心があるわけですが、格好いい言葉でいえば、「ノブリスオブリジェ」が基底にあった母校に愛着があるから検索する気持ちも起こると思っておりますが。

　先日「グーグル」の悪口を書きましたが、今回は役立ち情報です。

　グーグルの窓の下に「マップ」があり、それをクリックすると、世界地図が出てきます。調べたい場所の住所を書き込んで検索すると、地図と航空写真が出てきます。23区あたりだと家一軒が鮮明に出てきます。

　水沢、江刺あたりはさすがにそこまで詳細は出ませんが、航空写真で俯瞰することが出来ます。お試しください。貧乏な国の諜報機関は、これで情報をとっているという冗談か本当かわからない話もあります。

　世界は「グーグル」が主流ですが、日本は「ヤフー」を機軸エンジンにしている人が多いようです。ヤフーでも期間限定で休日の楽しみサイトがあります。ヤフーの玄関の「地図」を検索すると、「東京古地図めぐり」というＨＰの入り口があります。江戸古地図、明治古地図と現代のマップがあり、完全に重ね合わせることができます。勤務先はどうだったか。道がうねうねになっえいるのはなぜか、など水高ＯＢにふさわしい知的好奇心を満喫することができます。期間限定ですので、今のうちにお楽しみください。

　情報版にアップしましたが、水高ＯＢの及川裕奨選手が自転車ワールドカップロサンジェルス大会の1000メートルタイムトライアルで銅メダルを獲得しました。先週土曜日のＮＨＫの10時の番組で映像付で紹介されて驚きました。これは大変な快挙なのに、新聞で一切報道されないのはどうしたものでしょうか。

　それはともかく及川選手、従来の競輪選手が功なり金を稼いだから、あとは名誉を求めて五輪選手に参入したのとは逆なようです。

　本気でオリンピックで金メダルをねらっているのでしょう。

　つまり、金を取るための経済的な裏づけと練習環境を確保するために競輪選手になったのではと。勿論両者に優劣はないのですが、なんか名こそを惜しむ水高生の典型みたいでうれしくなりました。

　過日、ＮＨＫスペシャルで「グーグル」が取り上げられていました。トーンとしては否定的なもので、「検索」のヒットがグーグル自体によって恣意的に操作されているという「グーグル陰謀史観」でした。

　確かに、このサイトを立ち上げた時、カウントは進むのに「水沢高校」で検索しても全然、ヒットしないので、管理人が把握する範囲の同窓（友人、同窓会委員関係）しか、このサイトがわからなかったのに、最近ヒットが増えたと思ったら、グーグルに「同窓会」のくくりが出来て、ＯＢで多少とも同窓会に興味があって文字検索すると、このサイトに容易にたどり着けるようになっているんですね。

　検索エンジンの仕組みがどうなっているか、身近の出来事で考えてしまいました。

　今朝の地方紙各紙に、大変ゆゆしき事件が報道されていました。詳しくは記事を読んでいただくとして、奥州市の介護ヘルパーが訪問先の年寄りの銀行通帳から1000万以上を引き出していた事件です。

　これは実は大変な問題です。関東地区同窓会の皆さんは年次によっては、故郷に老親がいて、介護に依存しているケースが多々あります。かくいう管理人も水沢にいる老母は週1の訪問看護を頼んでいます。年をとると認知症でなくても、介護ヘルパーについては疑心暗鬼になっています。それが年寄りの心配ではなく実際事件が起きたとなると、その影響は深刻です。実際我が家に来るヘルパーさんも、軽い気持ちなのでしょうが、残してある私の書棚から本を借りていくようです。ヘルパーさんの心がけとして「親を看取るように」という姿勢は大事ですが、親類ではないのであり、ものを持ち出すことは、範囲を超えているわけで、そんな姿勢の延長線に不心得なヘルパーがいたと考えればいいでしょう。

　この問題、どう落ち着くかは予想できませんが、故郷を離れて暮らす同窓には、困った問題が起きたといえるでしょう。

　週末、所用で水沢に帰省してきました。快晴が宇都宮あたりまで続くのですが、東北に入ると鉛色の空、ちらちら舞い降りる雪ということで、水沢は雪は道路にはありませんでしたが、やはり東京とは全然違う気候でした。

　実家は、昭和40年代建築の安普請のため断熱効果が乏しく寒いこと寒いこと。この過酷な環境で切磋琢磨された水高生は、やはり昔も今も一本筋が通っています。

　ただ楽な環境は三日で慣れますから、時たましか覚醒しませんが。

　この半月、ＰＣの故障で新たな情報をアップしていないにもかかわらず、一日50〜100件のアクセスが続いており首をかしげていたところ、どうやらこのサイトがグーグルやヤフーの検索に引っかかるようになったことが原因のようです。。

　事務局と縁のないＯＢの方々からのアクセスが増えてきました。ありがたいことです。

　つきましては、掲示板のご利用をお願いします。クラス会、冠婚葬祭、母校の情報、意見投稿なんでも結構です。ささやかでも情報発信の場にしたいと思いますので。

　半月ほど日記が途絶えました。自宅のＰＣが不調になり修理に出しようやく戻りました。今年の正月は事情があり、「正月切符」で元旦の日帰り帰省をしました。ということは年末年始、ほとんど東京で過ごしたわけですが、これは堪えました。会社も休みとなりＰＣ＝インターネットのない休暇を過ごしたわけですが、これが本当につらい。

　サッカーやラグビーの結果もわからないし、岩手日報や胆江日々新聞の検索もできない。都会のインテリジェントでないマンションにＰＣがないと確実に20年は時間が後退した感じがします。本当にＰＣ＝インターネットなしでは暮らせない時代になりました。

　成人の日は国立に水高の同期4名と盛商の応援に行き、感涙にむせびましたが、今となっては証文の出し遅れです。

　本年もよろしくお願い申し上げます。

　過日、ＪＲの元旦切符の記事をアップしましたが、訂正があります。

　本日東京駅で購入したところ料金は12000円でした。所要で東京を離れることができないため、元旦のトンボ帰りを選択しましたが、これは便利です。

　ほとんどの人は仕事は今週いっぱい、正月休みに入ります。

　年末年始関東地区の方も帰省される方もいらっしゃるでしょうが、お盆休みに比べると慌しいため、東京正月の選択も多いでしょう。

　そこでひとつの方法、「元旦切符」です。詳しくはＪＲ東日本のＨＰを検索していただくとして、元旦当日限定のフリーパスが発売されています。15000円で乗り放題です。東京→青森→東京→新潟→高崎→軽井沢→東京なんて日帰り旅行も理屈のうえでは可能ですが、そこは帰省に利用したい。

　水沢往復25000円のところ15000円で済むわけですから。親は健在で、実家の兄嫁を煩わせたくない。なんてケースに最適ですね。親に顔を出し、兄貴夫婦には負担をかけないで、ついでに日高神社で初詣、子供を多少雪遊びさせることができるかもしれない。

　いい方法だと思いませんか。

　今年も実働日を考えるとあと4日か5日、今年もおしつまりました。このところ、この種のサイトとしてはめざましくアクセス数が増加しています。

　文字検索ですんなり出ないサイトですが、何らかの取っ掛かりでアクセスしてくれるＯＢの方が増加しているようです。掲示板は編集コード（ＨＰトップにあり）を入力すれば誰でも書き込みができます。連絡版として是非ご利用ください。

　正月帰省の模様などアップしていただければ嬉しいのですが。

　情報版に掲示しましたが、水高1年の柴田奏絵さんが、家庭科クラブ東北大会で最優秀賞を獲得、全国大会出場を決めました。

　受賞項目はオストメイト（排泄障害）のための補助器具の考案です。排泄障害があり、普通にお風呂にも入れない人が、県内でも2000人いるそうです。全国では20万人近くいる計算です。

　柴田さんのおばあさんがその障害で苦労していることを知り、先生の指導のもと、入浴補助器具を考案したとのことです。商品化できるものかどうかは別として、おばあさんは喜んだでしょうね。

　家族にかかわる暗いニュースが多い昨今、水高発でこのような孝行孫の話が出てきました。

　サイトを開設した際、一度告知しましたが、当サイトには「関連サイト」があり、「じじいのひとりごと」のホームページが接続されています。

　じじいは47年（1972年）水高卒業のＣＳさんのパーソナルサイトです。

　素晴らしい写真がアップされており、本当に癒されます。心が疲れた時は覗いてみてください。

　情報版に告知しましたが、水高ＯＢの及川裕奨選手が、ドーハのアジア大会、自転車競技1000メートルタイムトライアルで銀メダルを獲得しました。

　国体などで活躍していたことは知っていましたが、プロ選手になって、トップクラスになっていたのですね。昨年、一関一高から木村選手が巨人に入団して話題になりましたが、昭和30年代、水高からも大洋ホエールズに入団した選手がいました。

　もう少し、同窓会本部が、情報を発信してくれればいいのですが。

　掲示板に紹介されていますが、水高が俳句大賞を受賞しました。全国放送で取り上げられ、親戚からの連絡で事実を知り、あわてて新聞を見たら、岩手日日新聞で写真入りで紹介されていました。

8月の俳句甲子園で、特に、千田咲さんの作品を激賞しましたが、写真を見ると、女性に対して失礼かもしれませんが、いい面構えをしていますね。将来、何かを為す素質が見えますね。

　しかし水高は昔から女子が凄い。この伝統は陸続しているようですね。

　昨年、映画賞を総なめにした「三丁目の夕日」を遅ればせながら、昨晩テレビで視聴しました。

　東京タワーの完成途上の昭和33年の白金（といっても下町）あたりが舞台になっていますが、この街並みは管理人が覚えている東京五輪前後の水沢の駅通り近辺によく似ていました。

　その中で印象が残ったことに「三種の神器」のエピソードがあります。管理人の幼年時代は、テレビを購入した家に近所中が押しかけるという時代ではありませんが、映画のように、テレビのプロレスに大人が身振り手振りで真剣に応援していたことが思い出されました。

　さらに冷蔵庫のエピソードが、ドラマのモチーフとして挿入されていました。前半、町の氷屋さんが氷を配達するシーンがあります。水沢でもたしか、柳町に「石川氷屋」という店があり、各家に配達してくれたものでした。後半では、「鈴木オート」家が、電気冷蔵庫を購入して、ゴミ捨て場を寂しく通り過ぎる氷屋のシーンがありました。

　ささいなエピソードが泣かせてくれますね。水沢の「氷屋」さんは、つぶれないで、ずっと残っていました。飲み屋、食堂の需要があったためです。ただ青葉町の寂れ方を見ると、現在はどうなのでしょうか。

　関東地区同窓会の運営委員のＫ氏が、同級生にこのサイトの情報を流したところ、連日、100を越えるアクセスがあります。

　ＰＣ音痴のため、アクセスが多いのにもかかわらず、文字検索にかからない状況が続いており、関東地区の同窓の方の大半はこのサイトを知りません。お知り合いがいらしたら、是非このサイトをご紹介ください。

　また、掲示板をご利用ください。