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サンデー毎日の特集「日本の名門高校」で水高が取り上げられました

6月25日(火)発売のサンデー毎日の特集「日本の名門高校(上)北海道、東北、関東編」で岩手からは盛岡第一高等学校、一関第一高等学校とともに、わが水沢高等学校が取り上げられています。書店やコンビニで入手できない場合は図書館などで閲覧可能ですので、ぜひご覧ください。(同窓会関東支部)

(著作権を考慮し、フルサイズでの掲載は控えています)

 

同窓会報 47号 掲載

野球部の佐々木明志監督インタビュー 夕刊フジが大きな扱いで紹介

 6月7日付「夕刊フジ」の連載企画「怪物の名産地 岩手の謎」第1回で野球部の佐々木明志監督のインタビューが、裏1面を使った極めて大きな扱いで掲載されました。

 連載は米大リーグで活躍中の菊池雄星(花巻東)、大谷翔平(同、奥州市出身)や高校野球史上最速の163キロを計測した大船渡高3年の佐々木朗希選手に注目、「この10年で岩手県から2人のメジャーリーガーが誕生し、さらにまた1人、球史に名を残すであろう剛腕が輩出されたのはなぜか」を関係者の証言で説き起こしています。そのトップバッターとして佐々木監督が登場しました。

 記事は佐々木監督について「早大野球部出身で、県立高田高や母校の県立水沢高の監督を歴任。今年3月まで岩手県高野連で理事長を務め、今年の新学期から水沢高に再び赴任した。昨秋のU-18アジア選手権では日本代表の総務としてチームの運営をサポートした経験を持つ」と紹介。

 岩手が最近、これら豪腕を次々輩出していることについて、佐々木監督は記事中、よく言われる「我慢強く1つのことをやり抜くことができる県民性があったからこそ、トップレベルまで自分を鍛え上げられた」との見方については「それって雪国で育った人に多く言える気質じゃないでしょうか」と指摘。その上で「県全体に『部活をやってこその学校生活』という気風がずっと根強くある」などと述べておられます。

 詳しくはぜひ記事で。ネットで「怪物の名産地 岩手の謎」などで検索すれば全国どこでも読むことができます。時間が経過すると削除される可能性もありますから、お早めに。(同窓会関東支部)

水高 大運動会

6月22日(土)に開催します。「棒倒し」も健在です。ぜひ、おいで下さい。

第20回 関東地区同窓会総会開催のお知らせ(予告)

                     令和元年5月1日
同窓生の皆様へ
               水沢高等学校関東地区同窓会

  第20回 関東地区同窓会総会開催のお知らせ(予告)

本日、「令和」の新たな時代が明けました。
この慶びの今年は、関東地区同窓会の総会開催年に当たります。
今回は下記の日程で、総会、特別講演、懇親会を開催致します。

日 時:令和元年11月16日(土)11時~15時
会 事:東京グリーンパレス(東京都千代田区二番町2番地)

現在、開催に向けて準備中ですが、特別講演や懇親会などの詳細が
決まりましたら、改めてご案内致します。
同窓生の皆様におかれましては、予め、ご予定くださいますよう
お願い申し上げます。
なお、正式なご案内の発送は、9月末を予定しております。

また、前回平成29年11月の総会後に住所を変更された皆様や、
本年3月末発行の同窓会報がお手元に届いていない皆様には、
下記のメールアドレスへご連絡くださいますようお願い致します。
(メールには、氏名、卒業年次、住所をご記入ください)
webinfo@imizuko.com
                           以上

吹奏楽部 第60回記念定期 OB・OG合同ステージ参加者募集 について

水高地元が国際的研究成果の拠点に 史上初のブラックホール輪郭撮影  水沢VLBI観測所

 100年以上前、アインシュタインが一般相対性理論を基に存在を予言していたブラックホール。その輪郭が、日本などの国際チームによって史上初めて撮影され、4月10日、日本を含む世界6カ所で同時に行われた記者会見でその画像が公開されました。

 

EHTて撮影したM87中心ブラックホールの画像(Credit: EHT Collaboration)

 日本で行われた記者会見で発表を行ったのが国立天文台の本間希樹(ほんま・まれき)教授(47)。2015年4月から国立天文台水沢VLBI観測所所長を務めておられます。今回の史上初の快挙達成にはデータの画像化で本間教授をはじめとする日本人研究者が大きく貢献しました。母校水沢高校の地元である奥州市が研究拠点となった世界的成果は私たち同窓生にとっても非常にうれしいニュースでした。

 そもそもブラックホールとは? 非常に高密度で、強い重力を持つ天体です。あらゆるものを吸い込み、光さえ逃れられないため、直接姿を見ることはできません。1970年代初め、地球から6千光年離れた「はくちょう座X1」がエックス線の観測で発見されました。

 どうやってできるのでしょうか。太陽の数倍から10倍程度の重さを持つ星が一生を終えるとき、自らの重さによってつぶれてできるとされるのが「恒星質量ブラックホール」。太陽の100万倍以上と非常に重い「超巨大ブラックホール」は天の川銀河を含む多くの銀河の中心にあります。

M87中心ブラックホール周辺のイメージ図(Credit: Jordy Davelaar et al./Radboud University/BlackHoleCam)

 

 ブラックホール自体は直接見られないので周辺で起こる現象を観測します。周囲のガスが吸い込まれる際に出るエックス線や、ブラックホール同士が合体する時に波紋のように広がる時空間の揺れ「重力波」を捉える手法があります。

 今回は世界6カ所の電波望遠鏡を組み合わせ、直径1万キロという地球サイズの望遠鏡を仮想的に作りました。それを使ってブラックホールの周囲にある高温のガスなどが出す電波を捉えました。すると真ん中にブラックホールの輪郭が影のように浮かび上がったというわけです。

 その困難さはというと…今回のブラックホールは地球から見ると月面上のテニスボールほどの大きさしかありません。地球サイズの望遠鏡を作ったのはそれを鮮明に描くためです。視力は人だと良くて1・5くらいですが、この望遠鏡は300万にもなるということです。

 国立天文台のプレスリリースによると、今回撮影されたのは、おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホール。このブラックホールは、地球から5500万光年の距離にあり、その質量は太陽の65億倍にも及ぶということです。

 

楕円銀河M87の可視光写真(ESO)=国立天文台プレスリリースより

 

 世界6カ所の電波望遠鏡を組み合わせ、直径1万キロという地球サイズの仮装望遠鏡はイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)と呼ばれ、EHT代表を務めるシェパード・ドールマン氏(ハーバード・スミソニアン天体物理学センター)は「200人以上の研究者がチーム一丸となって成し遂げた偉大な科学的業績」と今回の成果を振り返りました。

 

EHT望遠鏡配置図(Credit: NRAO/AUI/NSF)

 

 電波望遠鏡はアンテナの口径が大きいほど天体から来た電波を多くかき集められるため、画像が鮮明になるのですが、1台の望遠鏡を巨大化させるには限界があります。このため、世界のさまざまな場所にある望遠鏡をつなぎ、幅広く電波を捉えることで、仮想的に地球の直径に近い1万キロの口径に匹敵するデータを集めました。これが「超長基線電波干渉計(VLBI)」と呼ばれる方式です。

 ただし仮想アンテナは1枚のおわん形アンテナと違い、世界に散在する望遠鏡と望遠鏡の間に届いた電波のデータを拾うことはできないため、欠けた部分の形は統計学を利用して推定して補ったということです。

 水沢VLBI観測所の本間教授らは「スパースモデリング(Sparse Modeling)」と呼ばれる推定方法を基に、多くの専門家に適切だと認められる画像を作るデータ処理の手法を開発し、今回のプロジェクトに採用されました。

 さらに日本は参加した電波望遠鏡の一つ、南米チリにあるアルマの運用チームに加わっており、直径12メートルの望遠鏡約40台をつなげ、アルマだけで直径約70メートルという大型の仮想望遠鏡をつくり、データを提供しました。

 アルマが設置されたアタカマ砂漠は標高5千メートルという高地で気圧が低く、読み出し装置に空気の流れが必要なハードディスクが使えません。光ファイバーのケーブルを使い、標高の低い施設まで観測データを送るシステムには、国立天文台のグループが提供した技術が使用されるなど、ここでも日本が大きく貢献したということです。

 今後も観測が進めば、謎の多いこの暗黒の天体の正体だけでなく、星や銀河ができる過程も分かり、宇宙の歴史に迫ると期待されています。世界的研究成果の重要な拠点となった水沢VLBI観測所が身近にある私たちの母校水沢高校は文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定も受けています。今回のニュースが在校生の皆さんのよい刺激となり、本間先生の後に続く人材が現れてくれれば、と夢想します。(同窓会関東支部・及川仁=1980年卒)

4月15日 開校記念日 (創立109年)

NHKで放送される水高音楽部に関する番組(2/2)について

水沢高校音楽部を取り上げた番組

再発見いわて「合唱にかける~水沢高校音楽部 のど自慢からの挑戦~」

が東北六県のNHK総合テレビで2月2日(土)10:32~10:59に放送されます。

これは12月7日(金)に岩手ローカルで放送されたもので、好評だったために東北地区での放送となったようです。

屋内運動場「昇龍館」に、(株)及源鋳造 様より寄贈いただいた鋳物製の銘板を設置しました。

小野寺清哉さん(昭和36年3月卒)が「学校安全 文部科学大臣賞」を受賞され、岩手日報に掲載されました。ここに紹介します。

NHKで放送される水高音楽部に関する番組(12/7)について

水沢高校音楽部を取り上げた番組がNHK総合で12月7日(金)19:30~19:57に放送されます。再放送は12月15日(土)10:55~11:22です。いづれも岩手ローカルです。

詳細は

http://www.nhk.or.jp/morioka/pickup/2018/181207.html

敷地内樹木の一部伐採について

同窓生の今泉宜子さんが企画担当した特別展「明治日本が見た世界」の記事が共同通信から配信されました

 「みんなの広場 交流掲示板」で展覧会開催についてのお知らせが掲載されていますが、1989年卒(第41回生)で今年の同窓会総会や2015年の関東地区同窓会総会で講演した明治神宮国際神道文化研究所主任研究員、今泉宜子さんが企画、キュレーションを担当した特別展「明治日本が見た世界」の記事が共同通信から配信されました。

 今泉さんは今回の展覧会を企画するにあたり「聖徳記念絵画館の主役は80点の壁画ですが、今回の特別展は絵に描かれた人物や描いた画家に着目し、彼らの視点を通して(日本や世界に)思いをはせました」とおっしゃっています。

 今泉さんから特別展の写真を2枚提供していただきました。

特別展「明治日本が見た世界」会場
来場者に説明する今泉宜子さん(左端)

 記事は共同通信加盟の全国の新聞社に20日付朝刊以降の解禁で配信されていますので、皆さん、岩手日報や河北新報、東京新聞などでご覧になった(なる?)かもしれません。特別展は11月11日(日)まで。

 聖徳記念絵画館はJR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」より徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩10分です。ぜひお出かけください。

 記事は以下の通りです。

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◎少女たちが開いた教育の扉/聖徳記念絵画館
  
 東京都新宿区の明治神宮外苑にある「聖徳記念絵画館」で特別展「明治日本が見た世界」が開催中だ。日本初の女子留学生など、明治時代に海外に渡った日本人が果たした役割をゆかりの品や文書と共に紹介。女子留学生の1人、大山捨松(すてまつ)が米国の友人に贈った写真立ても初公開されている。
 1926年完成の同館は、明治天皇の生涯の出来事などを描いた巨大絵画80点を展示。徳川慶喜が政権を朝廷に返上する決意を重臣たちに伝える場面「大政奉還」、勝海舟と西郷隆盛の会談の様子を表した「江戸開城談判」といった教科書でおなじみの絵が並ぶ。 特別展の見どころの一つが明治初期の欧米への使節団をテーマにした絵画「岩倉大使欧米派遣」に関連する展示だ。
 使節団は岩倉具視を全権大使とし、不平等条約改正の交渉と欧米の視察のため渡航。絵は横浜港から出発する岩倉ら使節団と見送りの人々を描いている。展示品には同行した久米邦武のメモ類も。久米は後年、見聞を「米欧回覧実記」にまとめ、日本の近代化に影響を与えた。
 絵の右下の少女たちは日本初の女子留学生として渡米した当時6歳で最年少の津田梅子、11歳だった山川(後に大山)捨松らだ。
 帰国後、梅子は後に津田塾大となる女子英学塾を設立、捨松は梅子を助け顧問を務めた。2人の友人で、捨松のホストファミリーだったアリス・ベーコンも来日して2年間、教壇に立った。
 彼女らの記念写真や、捨松がアリスに贈った写真立ても展示されている。写真立ては、アリスが枕元に置き大事にしていたという。国を越えて日本の女子教育に尽力した先人たちの友情が伝わってきた。

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                               (同窓会関東支部)

(注)記事は今泉さん、共同通信社の許諾を得て掲載しています。

東京学芸大副学長を務める佐々木幸寿さん(1979年卒)の記事が岩手日報に掲載されました

 1979年卒(第31回生)で現在、東京学芸大副学長を務める佐々木幸寿さんのインタビュー記事が8月27日付岩手日報に掲載されました。佐々木さんは東京学芸大が2008年度に創設した同大教職大学院長も兼任し、日本の教職員養成の改革に取り組んでいます。

岩手日報2018年8月27日付

この下の緑色のタイトルをクリックすれば記事を拡大して読めます。

20180827岩手日報佐々木幸寿さん

  佐々木さんの詳しい経歴は次の通りです。

 

 佐々木幸寿(ささき・こうじゅ)1960年岩手県奥州市(旧胆沢町)生まれ。79年に水高を卒業後、東北大経済学部卒業、東北大大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専攻は学校法学、教育行政学。
 岩手県内の高校(盛岡南高、釜石工業高、黒沢尻北高、一関第一高)、県教育委員会(指導主事,主任管理主事)に勤務。2006年から信州大(助教授・准教授)に転じ、その後,東京学芸大(准教授)に異動。現在、東京学芸大教授・副学長、教職大学院長。
 主な著書に「市町村教育長の専門性に関する研究」(風間書房、06年)、「憲法と教育」(学文社、08年)、「改正教育基本法 -制定過程と政府解釈の論点-」(日本文教出版、09年)、「東日本大震災と学校教育」(かもがわ出版、12年)、「学校法」(学文社、17年)など。

 

 佐々木さんのますますのご活躍を願ってやみません。

(注)記事は佐々木幸寿さん、岩手日報社の許諾を得て掲載しています。

                                   (同窓会関東支部)